こんにちは。梶原行政書士事務所の梶原です。
今回は、北九州市独自の「融資制度」についてのお話です。
梶原行政書士事務所ではさまざまな業種で「開業したい」という方が多くご相談に来られます。
脱サラして企業を立ち上げる方も、最近では主婦の方でプチ開業したいという方も増えてきました。新型コロナの煽りを受け、このタイミングで開業しよう!
と考える方もいらっしゃるかと思います。
開業をお考えの方は開業資金を用意する必要があり、資金集めに断念して開業を諦める方も多くいます。
また、自己資金が十分にある方でも、融資を受けることで不況に備えて手元に現金を残しておき、より安全に開業するということも可能です。
そこで今回は、銀行の貸付よりも低金利で受けられる北九州市独自の融資をご紹介いたします。
- 北九州市の「開業支援資金」を活用する
開業時や開業後5年未満の事業展開について、事業立ち上げから事業拡大期までの資金繰りを応援する、保証人不要・無担保の北九州市独自の支援です。開業を目指す北九州市民の方は申し込みの対象となります。特に、「特別枠」では女性、若者、シニア向けの内容が充実しており、金利が1.10%と最低水準に設定されています。
- 「まち・ひと・しごと創生総合戦略資金」
北九州市が指定する国・県・市の事業において、認定や評価、表彰、補助金・助成金の交付等を受けた市内中小企業の方を対象とした資金融資です。
ものづくりや女性の就業支援など、北九州市の指定する事業に対して行われる融資のため、受けられる事業は限られていますが、こちらも固定金利で1.10%と低金利で設定されています。
- 「日本政策金融公庫」から借り入れる
こちらは全国の方が対象になります。
起業をお考えの方は、一度は検討する融資です。銀行からの融資と比較すると、低金利で比較的融資も受けやすい傾向にあります。
これらの融資を受けるには、詳細を記載した事業計画書または既に起業されている方は現在の事業の将来性や資金繰りを提示できる書類を提出する必要があります。
融資を受けることは決して悪いことではなく、企業を大きくしていくためには資金が必要であり、先々もっと大きなお金が必要になったときに融資が受けられるよう、将来に向けて信頼を積み重ねていくことが会社の成長の鍵となります。
梶原行政書士事務所では、これらの融資を受けられる可能性が高まる事業計画書作成のお手伝いをしております。事業を黒字に転換させるには長くて数年かかることもあります。早く開業できれば早く収入にもつながります。開業後に最短で融資を受けたい方は、梶原行政書士事務所にぜひ一度ご相談ください。
なお、梶原行政書士事務所では月額で何度でもご相談いただけるサービスも行っております。事業を行うにあたり資金繰りにご不安のある方は、お気軽にご相談くださいませ。